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CATEGORY:近江・坂本・延暦寺

2010年09月04日

坂本の地蔵盆・生御膳作りを拝見

いつもお世話になっている、山口幸次さんに声を掛けていただき、
8月22日、坂本でまだ数ヶ所だけ残っている、地蔵盆のお供え物飾りを作るところ拝見してきました。
現在では、8月第3土日に地蔵盆をされるところが増えましたが、
ここ坂本では、曜日に関係なく、まだ8月23・24日に行なわれているところが沢山あります。


そのお供え物は、生御膳(なまごぜん)と呼ばれるもので、
地元の畑でできた野菜を使って、男女の小児、鶴亀や牛馬の動物、それに宝船を作り、
お三方さんに載せて御供えするというものです。



茗荷の花と麩で女の子の髪飾りが出来上がりです。


毎年、取れる野菜の形によって、作る子供の姿も変わってきます。
面白い形の野菜ができると、今年の生御膳に使えそうだと、想像を膨らませたちするそうで、
まるで手芸教室の一風景を見ているような感じでした。

茗荷と赤唐辛子を使って、鶴が出来上がりました。


このお供えを表の辻にあるお地蔵さんにお供えして、
二日目には、その生御膳を材料にして料理を作り、また再び御供えするということでした。


右側が男女の子供で、左側が宝船に動物(鶴亀・牛馬など)で、
湯葉でできた船の帆が面白いです。
時間が経つと、宝船のかぼちゃに差している素麺が花開いて綺麗だそうです。

四方には干菓子の落雁で飾ったお供えを据えます。
この落雁は、やはり地元の和菓子屋さんが作られていますが、
お地蔵さんによって形が様々に異なり、和菓子屋さんはそれぞれのお地蔵さんに応じて、
お菓子飾りを作り分けられるそうです。

坂本の多くでは、御供えして地蔵盆の行事は続けられていますが、
このような生御膳を作るところは、今では三ヶ所ほどに減っているそうです。

ここのお地蔵さんは、和泉神社の社務所でお供えを作っておられました。


あとで、坂本のお地蔵さんもちょっと回ってみました。
こちらは、坂本の市民センター前の道脇にあるお地蔵さんです。
普段は、何気に気付かずに通り過ぎてしまうのですが、
昔からここで水路が分かれていて、その分岐点を護ってきたお地蔵さんなのです。


江戸時代から数軒でお守りしてこられたそうですが、今はもう一軒でお守りをしておられます。
地蔵盆の時だけ、他所行き(よそいき)のよだれ掛けを着けるそうです。
”他所行き”とは、「お出かけ用の普段着でない、ええ服」という意味です。

裏返すと、明治16年8月23日と、奉献された銘が残っていました。


普段はこの覆屋はないのですが、
この左半分の空いたところにお供えを並べて、お飾りをされます。



おめかしバージョンのお地蔵さんです。




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Posted by ずんずん  at 17:55 │Comments(0)近江・坂本・延暦寺

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