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CATEGORY:森下仁丹看板

2010年08月31日

仁丹町名表示板・オフ会が開催されました。 

先日の29日、今まで念願であった仁丹看板オフ会を開催することができました。
会場は、山科のTさん宅。
メンバーは当然ながら山科のTさん、さらに、毎度おなじみのshimo-chanさん、でな桜さん、
そしてわたくし、ずんずんの4名であります。
メンバーは僅かにこの人数でしたが、京都・伏見・滋賀を中心に見た仁丹町名看板に関しての造詣の深さは、
並大抵のものではありませんでした。
私などは足元にも及ばない、深くて濃~いお話のオンパレードでありました。
この顔ぶれに、てくの坊さんやゆりかもめさんが加わったならば、
それこそ仁丹看板サミットになってしまうかもしれない程の勢いのある集まりとなりました。
仁丹町名表示板・オフ会が開催されました。 
今回、集まって情報交換して驚いたことは、
例えば、「上京區鷹野十二坊町」の看板で、互いに1枚とカウントしていたところ、
実のところは、Tさんと三人がカウントしていたのは、同じ固体のそれではなく異なる個体であったということでした。
つまり、「上京區鷹野十二坊町」は現存は1枚なれど、96年当時は2枚あったことがわかったのです。
仁丹看板を熟知している各自ではあるけれど、
それぞれが知る看板を擂り合わせれば、知らなかった看板がまだ出てくる可能性があるのです。
個人よりも、やはりチームの強みが出た事例でした。
これからは、そう固まって枚数で、初見の物が出てくることは無いでしょうが、
おそらく、まだ見ぬ仁丹看板に出会える可能性があると思われるのでした。



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Posted by ずんずん  at 13:00 │Comments(10)森下仁丹看板

COMMENT
みなさま、お疲れ様でした。
そして、貴重な写真、資料、体験談、意見、ありがとうございました。

現存の「上京區鷹野十二坊町」は”上京區”が縦書きなのに対して、山科のTさんは横書きのを記録しておられました。
お互いに1枚ずつカウントしていて、お互いに「もひとつあったのか!」と驚いたのは、やっぱり京都の仁丹は置くが深いという証でした。

今後、どのように展開していくことやら。
Posted by shimo-chan at 2010年09月01日 22:44
shimo-chanさん、お疲れ様でした。
イエイエ、只今お疲れ様の真っ最中ですね。ありがとうございます。

>現存の「上京區鷹野十二坊町」は”上京區”が縦書きなのに対して、山科のTさんは横書きのを記録しておられました。
やはり、集まれば何がしかの新しい発見があるものですね。鷹野十二坊町の二枚には、あっと驚かされました。
京都市内の無数にある小路露地まで、一人で同じ観察力で探索するのは不可能ですが、四人寄ればそれを補いながら、景色も違った角度から見ることができました。有限なのに無限のごとし。深いです。
Posted by ずんずん at 2010年09月03日 08:59
マニア極まれり‥
Posted by 広島支部長 at 2010年09月03日 11:57
広島支部長~
この僕が思わず、濃~ぃ、と唸るほどの世界が、この八畳間に繰り広げられました。
あっという間の4時間半でした。
Posted by ずんずん at 2010年09月03日 13:00
こんにちは。オフ会とはすばらしい企画をされましたね。
そして収穫があったとか。仁丹町名表示板は奥が深いですね。
こんどは呼んでくださいね。

このごろ街を歩いていても面白くないんです。あまりに消えていく仁丹町名表示板が多すぎて。趣味を変えようかと思っています。
Posted by ゆりかもめ at 2010年09月04日 12:05
遅ればせながら皆様お疲れ様でした。

ゆりかもめさんのコメントにもあるように、次回オフ会を開催する時には、ゆりかもめさんもお呼びしないといけませんね。
そうなれば、まさに仁丹サミットになりかねませんね(笑)
ずんずんさんも唸るほどの濃い世界がどれ位濃くなるかわかりませんね。
考えただけでも、ちょっとこわい気がします。
まぁ、近いうちに次回のオフ会を開催したいようなしたくないような…

もし、するとなればそれまでにやらなアカンことがあるしなぁ(笑)
Posted by でな桜改めデナ桜 at 2010年09月04日 12:58
ゆりかもめさん、ご無沙汰してます。
やっぱり、仁丹看板のこと、ゆりかもめさんといっしょになって話ができたら最高です。
普段は、みなさん一人活動なわけですが、
集まって会話をすると新しい刺激があって面白かったです。
是非、お誘いしてたいです。
ゆりかもめさんの仁丹看板話や苦労話などなど、色々とお聞きしたいです。
よろしくお願いします。

>このごろ街を歩いていても面白くないんです。
>あまりに消えていく仁丹町名表示板が多すぎて。

そうですね。
集まっているメンバー全て、その点は心が痛んでいます。
町家が消えて無くなるのはまだしも、
盗難に遭う看板の話は本当に憤りを感じています。
看板の個体識別が容易である以上、
盗難に遭った看板がオークションや古物市場に出回れば、
とことん追求してやりたいほどですね。

もし宜しかったら、右サイドの一番下にある、
『オーナーへメッセージ』からメールアドレスをお知らせ下さい。
オフ会のことなど、ご連絡させていただければと思います。
Posted by ずんずんずんずん at 2010年09月05日 07:42
デナ桜さん、近いうちにまたオフ会を開催したいですね。
しかし、ぼくもデスクワークを片付けないと・・・
Posted by ずんずんずんずん at 2010年09月05日 11:10
謎?のデスクワーク、ただいま一応終わりました。
これで開放されました。ほっこり。

さて、ゆりかもめさん、今度はぜひご一緒したいものです。
>ゆりかもめさんの仁丹看板話や苦労話などなど、色々とお聞きしたいです。

苦労話と言えば、今、通勤途上で読んでいるのが小学館の「shotor Museum 懐かしき昭和30年代を訪ねて 琺瑯看板」(オオタ・マサオ著)です。一般の琺瑯看板求めてのまさに全国放浪記です。

何か仁丹に結びつくものがないかと、昔買ったのを改めてもう1度読み返しているわけですが、直接結びつくことはないものの、やっぱり探索しての喜怒哀楽や発見の喜びなどは、全く同じであり、その時の気持ち、その時の光景が手に取るように分かるのが非常に面白いです。

ただ、オオタ氏は発見してそれを譲ってもらいコレクションしておられるわけですが、私たちは現状を把握するだけであって、あくまでも仁丹の町名表示はそこで現役で活躍してもらわないといけないという点が根本的な違いです。

公益性のある京都の仁丹。ただの琺瑯看板ではないのです。
だから盗むなんて行為は、大げさかもしれませんが、京都の文化財に対する、また京都市民に対する犯罪行為だと思っています。
Posted by shimo-chan at 2010年09月05日 14:58
>私たちは現状を把握するだけであって、あくまでも仁丹の町名表示はそこで現役で活躍してもらわないといけないという点が根本的な違いです。
>公益性のある京都の仁丹。ただの琺瑯看板ではないのです。
だから盗むなんて行為は、大げさかもしれませんが、京都の文化財に対する、また京都市民に対する犯罪行為だと思っています。

まったくその通りですね。
仁丹町名表示板は、その他多くのコレクション対象となっている琺瑯看板とは、似て非なるもの、です。
仁丹看板は、その表記された場所に設置されてこその仁丹看板であること。
そこのところを、はっきりと認識しなければいけないと思いますね。
仁丹看板を、盗む行為は犯罪であると同時に、
例えれば、特別天然記念物であるタンチョウを捕獲し、剥製にして飾ってるようなものです。
その行為に何の意味があるというのでしょうか。
仁丹看板は、京都市民が気付いていない内に、ささやかながら文化財になってきていますね。
Posted by ずんずん at 2010年09月05日 22:49
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