松尾大社・松尾祭

ずんずん

2009年04月26日 14:22

都の西に鎮座する京都でも有数の古社・松尾大社。
その氏子祭「松尾祭」が今日26日、"お出で"で始まった。
5月17日までの約3週間、神輿はそれぞれの御旅所に駐輿する。

松尾祭は船渡御で有名だが、
桂川の桂大橋(八条通)の北から神輿を船に乗せて桂川を渡り、
大橋の南側・東詰めの河原に上がり、一旦勢揃いする。

神輿は大宮社・櫟谷社・宗像社・四之社・衣手社・三宮社の六基に、
唐櫃で巡幸の「月読社」の七社が渡御をする。

大宮・櫟谷・宗像・四之社・月読の五社は「西七条御旅所」に奉安され、
衣手社は旧郡(こおり)村の鎮守・衣手神社に、
三宮社は旧川勝寺村の三宮神社に、それぞれ駐輿する。



神輿の形は、宗像社のみが鳳凰の八角神輿で、他の五社は千木型神輿である。

真偽の程は定かではないのだが、
「月読社」も本来神輿があったが、ある歳の祭礼の時、
桂川の船渡御の際、神輿を流してしまい、そうとう下流に流れ着いた。
しかし、これは神意としてその場に宮を作り、神輿もその宮におさめられた、
という話を聞いたことがある。


ポスターにも、船渡御の絵が描かれている。






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