ゴキブリと京の町の関係? 【御器屋町】

ずんずん

2007年09月07日 02:00

京都の町、昔からの町名が今も現役で使われている。

読んで思わず平安の昔に思いがトリップする町名もあれば、

なんて読むのか、辞書を引いてもわからない町名があったり、

なかなか楽しいモンです。


それで今回、気になった町名がコレ … 『御器屋町』

読みは、普通に読めばOK。  「ごきやちょう」

何か、この【ゴキ】のところで、とっても引っかかる方いませんか?

茶色い、艶のある、平べったい生き物、 想像してません?




そうなんですよ。

ゴキブリの語源が、「ごきかぶり(御器噛)」の音変化したものなんです。

"御器"とは、蓋付きの食器のことで、特に、お椀(わん)のことなんです。

ゴキブリは、飯粒か何かが付いたお椀に集まってきて、

昔の人が見たら、器をかじっている様に見えたのでしょう。

それで、御器かぶり~~♪ ごきぶり~~♪

おそらく昔、この周辺に、

御器を作る職人さんか、御器を商っているお商売さんが住んでおられたのでしょう。

ビシッと、太字のゴシック体で 「Gokiya-cho」

なかなか迫力ある~♪


京都弁では、ゴキブリのことを"ぼっかぶり"というけど、

これは何にかぶり付いとんにゃろかな?!










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