日吉大社・山王祭2010 桟敷組 神輿上げ

ずんずん

2010年03月06日 19:38

いよいよ、「神輿上げ(おこしあげ)」が明日に迫りました。

先週の鈴縄巻きで準備を整えた牛尾宮と三宮宮の神輿が、

八王子山の山頂直下、奥宮まで舁き上げられます。

しかし、雨が心配です。

さて、「桟敷組」の告知も掲示がされました。

3月21・22日の2日間で組み上げられます。

これは、奥宮石段下の参道を拡げる張り出し舞台が設置されるのです。
同じくして、大政所前の宵宮落し見物用の席も組み上げられます。

この参道の張り出しは、
4月12日夜の「午の神事」で、大勢の駕輿丁の足場を確保するために作られます。
懸崖造の奥宮は、急な斜面に建っているので、石段下が非常に狭い上に、すぐに南へ90度曲がっています。
松明が点されているとはいえ、足場が見えにくい夜間に、大勢の駕輿丁が神輿を舁いて降りてくるにはあまりにも狭すぎるのです。

しかし、今回の「神輿上げ」の時には、まだ設営がされていませんので、

最後の最後、金大巖を仰いで狭い石段下を、一気に舁き上げる姿は、

なかなか、手に汗を握るところなのです。



 

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