祇園祭2009・豊園御真榊建て

ずんずん

2009年07月17日 13:10

7月16日、仏光寺通の洛央小学校(旧豊園小学校)で、豊園御真榊が見事に建てられました。





八坂神社から神職が来られて、清祓い神事が行われました。




豊園榊奉賛会、並びに豊園学区の皆さんのご奉仕により、

見事に出来上がった榊に付いた幣(しで)で、花が咲いたごとくになりました。





この幣は形が特徴的で、作るのに一手間も二手間も余分に掛かります。




本日17日の夕刻、祇園祭・神幸祭(お出で)が行われます。

中御座・東御座・西御座の三基の神輿が八坂神社を発御し、

氏子区内を回られた後、夜9時~11時にかけて、四条御旅所に順次着御されます。


この豊園真榊は、その内の中御座(素盞鳴尊)の前を先導して巡幸を勤めます。

本来は、神輿に一基ずつに榊台があったのですが、

いつの頃からか他の二つは絶えてしまい、現在はここ豊園の榊台が残るのみとなっています。

地元の方々のご奉仕により、大切な行事が受け継がれているのです。

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