祇園祭2009・豊園御真榊建て
7月16日、仏光寺通の洛央小学校(旧豊園小学校)で、豊園御真榊が見事に建てられました。
八坂神社から神職が来られて、清祓い神事が行われました。
豊園榊奉賛会、並びに豊園学区の皆さんのご奉仕により、
見事に出来上がった榊に付いた幣(しで)で、花が咲いたごとくになりました。
この幣は形が特徴的で、作るのに一手間も二手間も余分に掛かります。
本日17日の夕刻、祇園祭・神幸祭(お出で)が行われます。
中御座・東御座・西御座の三基の神輿が八坂神社を発御し、
氏子区内を回られた後、夜9時~11時にかけて、四条御旅所に順次着御されます。
この豊園真榊は、その内の中御座(素盞鳴尊)の前を先導して巡幸を勤めます。
本来は、神輿に一基ずつに榊台があったのですが、
いつの頃からか他の二つは絶えてしまい、現在はここ豊園の榊台が残るのみとなっています。
地元の方々のご奉仕により、大切な行事が受け継がれているのです。
関連記事