祇園祭2009・八坂御供社 斎竹建て

ずんずん

2009年07月23日 09:00

三条黒門の西北角に鎮座している、八坂神社の境外摂社「御供社」に斎竹が建ちました。

7月24日の還幸祭に神輿3基がここに立ち寄り神事が行われます。





青々と伸びた芝。




斎竹に張られる注連縄。




青竹を切って、芝を貼る囲いを作ってられます。






タテ2尺・ヨコ7尺の寸法で作られます。

この青竹の中の中央に、アスファルトの地面に小さな穴が3つ開いているのが見えますか。

これが、オハケ(御幣)を建てる穴になります。

オハケ(御幣)は神様の依り代で、

3つというのは、八坂神社の御祭神 素盞鳴尊・櫛稲田姫命・八柱御子神の御神霊が宿られます。


















このパイプに、オハケを差して建てます。








今年は、北西の竹から時計回りに、注連縄を張り始められました。

2006年の時は、北東からでした。

これは、毎年順々に方角が変わっていくのでしょうか。

例えば、2006年:北東、2007年:南東、2008年:南西、2009年:北西???














充分に水をやっておきます。24日の夜まで、瑞々しい青々とした芝でないとダメですから。







この御供社の辺りが、昔の神泉苑の東南端に当たり、

この芝生は、豊かな水をたたえた神泉苑の池のほとりで、

その祭場であることを表しているそうです。





山崎から来られているとのことで、ご奉仕をはじめて20数年、

毎年、芝生もこの為に特別に生育させて準備しておられます。

今年の出来栄えを、カメラに収めておられました。








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