祇園祭2009・八坂御供社 斎竹建て
三条黒門の西北角に鎮座している、八坂神社の境外摂社「御供社」に斎竹が建ちました。
7月24日の還幸祭に神輿3基がここに立ち寄り神事が行われます。
青々と伸びた芝。
斎竹に張られる注連縄。
青竹を切って、芝を貼る囲いを作ってられます。
タテ2尺・ヨコ7尺の寸法で作られます。
この青竹の中の中央に、アスファルトの地面に小さな穴が3つ開いているのが見えますか。
これが、オハケ(御幣)を建てる穴になります。
オハケ(御幣)は神様の依り代で、
3つというのは、八坂神社の御祭神 素盞鳴尊・櫛稲田姫命・八柱御子神の御神霊が宿られます。
このパイプに、オハケを差して建てます。
今年は、北西の竹から時計回りに、注連縄を張り始められました。
2006年の時は、北東からでした。
これは、毎年順々に方角が変わっていくのでしょうか。
例えば、2006年:北東、2007年:南東、2008年:南西、2009年:北西???
充分に水をやっておきます。24日の夜まで、瑞々しい青々とした芝でないとダメですから。
この御供社の辺りが、昔の神泉苑の東南端に当たり、
この芝生は、豊かな水をたたえた神泉苑の池のほとりで、
その祭場であることを表しているそうです。
山崎から来られているとのことで、ご奉仕をはじめて20数年、
毎年、芝生もこの為に特別に生育させて準備しておられます。
今年の出来栄えを、カメラに収めておられました。
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