7月17日の夕刻、祇園祭神幸祭が執り行われた。
八坂神社を出発した3基の神輿が市中を巡幸したあと、
21:00すぎから、四条御旅所に次々と着輿した。
20:45、御旅所前では静かに神輿の到着を待っている。
21:00、中御座が四条御旅所前に到着。
回せぇ~!回せぇ~!の掛け声とともに、差し上げられた神輿が御旅所前で廻りだす。
輿丁の肩にのった中御座が、思う存分に練りまくる。
21:30すぎ、御旅所の西御殿・大政所御旅所に中御座(素戔嗚尊)が着輿。
その後、神事が執り行われて、中央の神輿舎へ奉安された。
続いて、22:00前、待機していた東御座が御旅所前に入ってきた。
一年待ち続けた気持ちをぶつけるように、もうこれでもかと言うくらいに差し回したあと、
22:40すぎ、御旅所の西御殿・大政所御旅所に東御座(櫛稲田姫命)が着輿。
無事に着輿して手締め。
西御殿前の東御座。
先程までの喧騒が嘘のように、厳かに神事が執り行われる。
22:50すぎ、東御座が神輿舎に奉安された。
22:55、東御座が神輿舎に入るが早いか、
ほとんど同時に西御座が御旅所前に雪崩込んできた。
23:10、西御座(八柱御子神)も練りに練ったあと、御旅所の東御殿・少将井御旅所に着輿。
無事に着輿して手締め。
神事が執り行われる間、
一同は鉢巻や手拭などの被り物を取り、静かに低頭して控えている。
西御座は最後なので、轅を外すのと同時に、神輿舎に入る前に提灯も取り外される。
23:30すぎ、3基の神輿が四条御旅所に揃った。
7月24日の還幸祭までの8日間、駐輿する。
もう24:00前、花街からでしょうか、日本髪を結った娘さんとお母はんが、
着御したばかりの神さんに手を合わしに来たはりました。
午前0:00すぎ、神輿の前では祭壇作りが始まった。
明日の朝には、綺麗に御献酒が並べられた祭壇が見られる。