仁丹町名表示板 御池通神泉苑町西入
●「御池通」表記の仁丹町名表示板を探せ!の巻き
御池通は、元々3mくらいの細い道路だったものを、
昭和20年(戦時中)に、通り南側の土蔵を除く建物を強制疎開させて、
防火帯として道路幅が拡幅されたのです。
道路としては、戦後の昭和28年に竣工したようです。
このことで、戦前まであった御池通南側の町並みは、ことごとく消えてしまいました。
残った北側も、戦後大通りに面していることから急速に環境が変化し建て替えが進み、
「御池通」表記の町名表示板は壊滅的な状況になったと考えられます。
しかし、堀川通から神泉苑通までの旧上京区区間・約400mの間で、
御池通表記の仁丹看板が見つからないか?と考え、探索してみることにしました。
そんなこんなで、やっと「御池通」先行表記を見つけることができました。
●仁丹町名表示板 御池通神泉苑町西入
しかし、よ~く見ると、おかしい所があるでしょ。
気づきましたか?
そうです、「
新泉苑町」のところです。正解は「
神泉苑町」ですよね。
もっと考えると、”町”も要らないですね。
<
上京区 御池通神泉苑西入 神泉苑町>が正解だと思います。
しかし、看板の保存状態は、ホウロウの欠けも無く、非常に綺麗でした。
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