仁丹町名表示板 大宮通花屋町上ル
まさに、落ち武者のごとき仁丹看板であります。
本来は町家の柱に設置されていたであろうに、
すでにその拠りどころの町家はなく、ガレージと化しておりました。
そのフェンスに張り付け獄門状態の姿は、なかなか惨い感が漂っておりました。
しかし、消滅していった仲間達よりは幸せ者なのです。
radionovaさんのBLOG「昔の駅 その2」で紹介されていた
『大宮通丹波口駅前下ル 大宮二町目』の北隣りの町の看板ということになります。
五条~七条間の大宮通に沿っての仁丹看板上で、
「花屋町通」の表記が確認できたと言うことは、
あの「丹波口駅前通」は、「正面通」のことを呼んでいると考えられますね。
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