玉蔵町の玉蔵稲荷大明神のこと

ずんずん

2009年12月30日 03:33

六角通新町東入の玉蔵町。

その町内の”ろうじ”のドン突きに、小さなお稲荷さんの祠がある。

ほんま偶然に奥をのぞいたら、朱の鳥居を目に入った。






松の木が、昔の姿をふと想像させてくれる。





通りかかりのお年寄りに聞いたら、やはり町内でお守りをしてはるとのこと。

榊にお水、お神酒もお供えされていて、ちゃんと手入れがされてある。

なんとも、心がなごむ。

急に思い出してしもたが、ほとけさんのおけそくさんを、買うとかなあかんのを忘れていた。

帰りに、松彌さんとこに寄って行こ。





銅版葺きに、錺金具にも細かな彫金が施されていて、

覆屋に護られているお陰で、緑青もそんなに吹いてへんし、

小さいながらも美しい姿をしてはる。




こちらは、向かって右にあった境内末社とゆうたらいいのか、

それとも古い祠を残して、末社としてお祀りしてはるのか。

玉蔵稲荷よりも、簡素な造りの祠になっている。

台座がレンガ造になっているのが面白い。

しかし、この傷み具合からしたら、新しいても昭和の初期ころかもしれん。




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