CATEGORY:お祭・行事
2009年10月11日
大津祭2009・宵宮です。
天孫神社・大津祭がいよいよ本番を迎えました。
10月10日、宵宮の様子です。

長柄衆でお世話になって三年目。
曳山ガイドのお手伝いです。頑張ります。

月宮殿山・上京町の京町通は旧東海道です。
向こうに源氏山、さらに向こうに郭巨山。
大吊りがまるでルミナリエの様です。
いやいや、歴史考えたら元祖ルミナリエです。


これは、新町の布袋練物(ねりもの)です。

大津祭には、曳山の他に、昔は練物行列が沢山出ていました。
練物行列というのは、今で言うと、手の込んだ仮装行列の様なもので、
江戸時代の最盛期は17体を数え、曳山と一緒に巡幸していました。

しかし、人気のあまり見物客が多くなりすぎ、巡幸に支障を来たすほどになってきたのです。
そこで、大津代官所は、練物行列を曳山巡幸から外して、
神輿巡幸の神幸列に付く様に沙汰したのです。
その後、練物行列は急速に衰退してゆくことになりました。

この練物を、唯一現在に伝えているのが、この”布袋”です。
大津祭の歴史を物語る、貴重な文化財です。

今年は、去年よりも体感2割増の雰囲気でした。
明日は、本祭・巡幸です。引き続き頑張ります。