CATEGORY:祇園祭2008
2008年07月06日
祇園祭2008 街の風景・お祭情緒~その弐~
この季節になると、祇園祭の氏子さんの家々の門(かど)に、
御献酒の札が貼られます。
これは、【中御座・東御座・西御座】の三基の御神輿の御献酒(御神酒)札です。
同じように見えてもよく見てみると、それぞれ違っています。
各山鉾町ごとの札、祇園祭の行事に関しての御献酒の札など様々です。
それぞれ観てみるのも楽しいです。

因みに、前述の【中御座・東御座・西御座】の三基の御神輿は、
17日山鉾巡行の日の夕方、八坂神社から発御して夜10時くらいに四条寺町の御旅所に着輿。
一週間御旅所に奉安された後、
24日花傘巡行の夕方、再び四条御旅所から神泉苑・三条御供社を経て、
八坂神社に還幸いたします。
御献酒の札が貼られます。
これは、【中御座・東御座・西御座】の三基の御神輿の御献酒(御神酒)札です。
同じように見えてもよく見てみると、それぞれ違っています。
各山鉾町ごとの札、祇園祭の行事に関しての御献酒の札など様々です。
それぞれ観てみるのも楽しいです。

因みに、前述の【中御座・東御座・西御座】の三基の御神輿は、
17日山鉾巡行の日の夕方、八坂神社から発御して夜10時くらいに四条寺町の御旅所に着輿。
一週間御旅所に奉安された後、
24日花傘巡行の夕方、再び四条御旅所から神泉苑・三条御供社を経て、
八坂神社に還幸いたします。
この御神酒の札もお神輿ごとにデザインが違うのなんて気がつきませんでした。こうやっていろんなことを教えてもらうと、今年はお祭りの見どころが増えそうです。
ご献酒の札の色々、探すと愉しいですよ。
仏光寺高倉周辺には、「豊園真榊」の札が観られます。
豊園真榊(ほうえんまさかき)とは、17日の晩にお出になる三基の神輿の内、
素戔嗚尊の中御座に付いて、神幸列を先導して進みます。
昔は、東御座や西御座にも真榊が先導していたのですが、
現在は廃絶してしまっています。
この豊園真榊も、一時、
維持が難しくなって廃絶の危機に瀕したことがありました。
しかし、祗園さんの必死の働きかけと、豊園学区の方々の努力で、今も絶えることなく受け継がれているのです。
一旦絶えると、何もかも忘れ去られてしいますが、
その証拠に、絶えた2つの真榊の記録がほとんど残っていず、
どこの町内が奉賛してはったのかも、詳しいことは既に判らない状況とのことです。
このことに、改めて継続することの難しさと、
忘れ去られる速さに驚いてしまいました。